地震などの災害時でも
確実に水道水を確保する
緊急遮水システム付配水池
B-save(ビーセイブ)は、従来の配水池とは異なり、緊急時の遮水システムを内臓しています。また、シンプルな構造なので、故障の心配も無くメンテナンスフリーで、導入・運用コストを抑えることができます。
地震時には配管の破断事故による漏水が最大の問題となりますが、B-saveは、耐震型配水池に、流入・流出側に遮水システムを内蔵しているので確実に水音確保ができます。
給水地域住民の便利を最優先にする為、故障発生の前提に立った柔構造の信頼性技術(フェール・セーフ設計法)を用いるサイフォン制御システムを採用しました。これによって、たとえ、何らかの原因で誤作動が発生しても、管路の断水が発生しないという高度な性能を実現しました。
従来は、大口径緊急遮断弁を管路に別施設として施工しますが、B-saveは、配水池に内蔵した一体型システムなので、緊急遮水システムの施工費は1/5〜1/10分になります。
B-saveは、配水池の水を確保する目的に、サイフォンの原理を採用するという画期的なもので、この実現により、従来のシステムでは不可能であった毎日の点検を全自動で行うことを可能にしました。
これによってメンテナンスフリーが実現しました。
B-saveは、サイフォン型の内部配管に当社開発のサイフォン制御システムを取り付けたシンプル構造。
このシステムは極めて小型で、従来システムに比較し、
(1) 弁室
(2) 配管口径と同口径の遮断弁
(3) バイパス管
などが不用になることで大きなコストダウンを可能にしました。
B-saveの緊急遮水システムは、開始復旧・監視・点検が極めて簡単。ボタン一つで操作が出来ます。
B-saveについて
配水池の目的の一つに、『緊急時の飲料水確保』があります。B-saveは、①耐震性の高い配水池(ステンレス鋼製配水池)、②流入管からの逆流防止(フロート式逆流防止弁)、③流出管からの逆流防止(サイフォン式遮水システム)、の3つの機能を配水池に内蔵し、非常時の飲料水を確実に確保します。南海トラフ巨大地震や首都直下型地震など、最大級の地震が想定されている中、B-saveは飲料水のライフラインを確実に確保します。
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タンクは、すべて完成品しか納入できませんか?
トラック、トレーラー等で搬入可能の場合は、工場組立となりますが車載可能サイズ以上、
若しくは室内等の小さくても搬入が困難な場合は、現場組立も可能です。 -
ステンレス配水池の材料は、どうやって決めるのですか?
当社で取り扱うステンレス材は、多種に渡りますので、最寄営業所へお問い合わせ下さい。
Ex)飲料用のパネルタンクで国土交通省仕様であれば、
SUS329J4L+SUS444という組合せとなります。 -
古いタンクを取り換えることは可能ですか?
FRP等の異なる材料においても、取り換えは可能です。
固定ボルト等の仕様の異なる点は、現地調査をさせて頂き、
既存に合わせた設計をさせて頂きますので心配ありません。