3 サイホン遮断法を用いる2段階制御法の特徴
サイホン遮断法は、サイホン管の負圧破壊を利用して流出管の流れを遮断する方法であ
る。数秒~数分の遮断遅延時間があっても支障がないので、制御弁の口径が小さくて済み、
加えて大型の収納スペースと動力システム入らなければ、バイパス設置も要らないので安
価である。
2段階制御法は、復旧作業を必要としない段階1制御と、復旧作業を必要とする段階2
制御からなり、段階1制御のサポート(予備力容量水位以下の水量の確実な確保)が備え
られているので、従来の1段階制御法と比べて制御弁の作動設定値を高く設定でき、不本
意の断水・誤作動・復旧作業を最小限に抑制できる。
火災・不測の上流施設などの事故の為、予備力容量水位以下の貯水を使用する時、水位
センサーの制御回路をオフにすれば、取水が可能となる。
トラック、トレーラー等で搬入可能の場合は、工場組立となりますが車載可能サイズ以上、
若しくは室内等の小さくても搬入が困難な場合は、現場組立も可能です。
当社で取り扱うステンレス材は、多種に渡りますので、最寄営業所へお問い合わせ下さい。
Ex)飲料用のパネルタンクで国土交通省仕様であれば、
SUS329J4L+SUS444という組合せとなります。
FRP等の異なる材料においても、取り換えは可能です。
固定ボルト等の仕様の異なる点は、現地調査をさせて頂き、
既存に合わせた設計をさせて頂きますので心配ありません。