2 サイホン遮断法を用いる2段階制御法
図1にサイホン遮断法を用いる2段階制御法の原理図を示す。配水池は常時における運
転時の最低水位があり、ここで予備力容量水位と称する。
(1)段階1制御 数年1回の頻度で発生するレベル1程度(例えば200~300gal)の地
震動による配管破損が発生した場合、水位が予備力容量水位に下がると水位感知器が感知
し、制御盤を通じて制御弁を開けることにより、管内の負圧がなくなるので貯水の更なる
流出を防止する。
(2)段階2制御 数十年1回の頻度で発生するレベル2程度(例えば300kal以上)の
地震動が発生した場合、感震器が感知し、制御盤を通じて制御弁を開けることにより、管
内の負圧がなくなるので水の流出を防止する。
トラック、トレーラー等で搬入可能の場合は、工場組立となりますが車載可能サイズ以上、
若しくは室内等の小さくても搬入が困難な場合は、現場組立も可能です。
当社で取り扱うステンレス材は、多種に渡りますので、最寄営業所へお問い合わせ下さい。
Ex)飲料用のパネルタンクで国土交通省仕様であれば、
SUS329J4L+SUS444という組合せとなります。
FRP等の異なる材料においても、取り換えは可能です。
固定ボルト等の仕様の異なる点は、現地調査をさせて頂き、
既存に合わせた設計をさせて頂きますので心配ありません。